
<鈴木軍興行9日・後楽園大会>NWA世界タッグ王座戦は王者のランス・アーチャー(38)、デイビーボーイ・スミスjr.(28)組が天山広吉(44)、小島聡(44)組の挑戦を退けV3に成功した。
昨年10月に失った同王座の奪還に燃える天コジコンビはゴング前に奇襲を仕掛けたが、王者組は落ち着いていた。圧倒的なパワーを生かし、小島を孤立させる。14分過ぎにはスミスjr.がパワーボム、アーチャーがチョークスラムを続けざまに浴びせると、大「小島コール」をあざ笑うかのように合体技キラーボムで沈めた。
GHCタッグ王座も保持する2人は「天コジも、これで分かっただろ? 次も必ず防衛する」と豪語。19日のノア後楽園大会で行われるGHCタッグのV3戦(挑戦者コルト・カバナ、クリス・ヒーロー組)でも必勝を誓った。