新日本プロレスは8日、団体公式ゲーム「プロレスやろうぜ!」の配信を開始した。

 新日プロが開発したスマートフォン専用オンラインゲームで、ダウンロードは無料。所属選手が実名で登場し、3Dアクションシーンが楽しめる。

 近年では国内でプロレスを題材としたゲームが姿を消していたが、新日プロではこうしたコンテンツの増強が業界再興につながると考え、開発を進められていた。菅林直樹会長(50)は「(動画配信サービス)NJPWワールドと同様に(新コンテンツの)柱として考えている」と期待を寄せた。

 この日、都内で行われた発表会見には棚橋弘至(38)と、前日(7日)の大会で「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」を初制覇したKUSHIDA(32)が出席。

 棚橋が「プロレスというものが、スマートフォンやタブレットを通して皆さんのすぐそばにあるというのはすごくうれしい。プロレスを生活の楽しみの一部にしていただけたら」と笑顔を見せれば、KUSHIDAも「プロレスゲームが出ること自体が感無量。1人でも多くの人が、これをきっかけにプロレスを好きになってほしい」と呼びかけた。