<新日スーパージュニア>V決定戦進出オライリーの憧れはアノ男

2015年06月06日 16時00分

KUSHIDA(左)とにらみ合うオライリー

 新日本プロレス「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」(5日、東京・後楽園ホール)で初出場のカイル・オライリー(28)がAブロックを逆転突破。優勝決定戦(7日、代々木第二体育館)でBブロック1位のKUSHIDA(32)と激突することが決定した。

 

 田口隆祐(36)と1敗で並ぶオライリーは直接対決で敗れているため、負ければ終戦の状況。外道(46)の老かいなテクニックに苦しみながらも、垂直落下式ブレーンバスターで反撃。外道がカウント2で肩を上げた瞬間に左腕を捕獲し、アルマゲドン(足取り式腕十字固め)でギブアップを奪った。

 

 オライリーは控室に引き揚げることなくリングサイドで直後の田口の試合を観戦。その祈りが通じたか、田口がチェーズ・オーエンズ(25)に敗れ、逆転の決勝進出が転がり込んできた。大会終了後にKUSHIDAと“視殺戦”を繰り広げると「信じられないくらいうれしい。ここまで来たら必ずベルトを米国に持って帰る」と豪語した。

 

 18歳の2005年にカナダでデビュー。米ROHでその才能を開花させた。10年からは柔術にも取り組み、昨年青帯を取得するなど研究熱心な一面も持つ。日本のプロレスにも詳しく「ユージ・ナガタはマイフェバリットだ。さすがにアームロックの時に白目をむくことはできないけどね。あれは難しいよ」と意外な人物に憧れている。

 

 初出場初優勝を飾れば07年大会のミラノコレクションA.T.以来2人目の快挙。カナダの新星が新時代を切り開く。