杉浦が“打倒鈴木軍”へマイバッハに「マスク脱げ」

2015年06月04日 16時00分

マスクを手に谷口にメッセージを送った杉浦

 ノアのハレンチ王・杉浦貴(45)が3日、15日の大阪府立体育会館第2競技場大会でGHCヘビー級王座に挑戦するマイバッハ谷口(38)に、珍指令を出した。素顔の「谷口周平」で戦えば、王者の鈴木みのる(46)からベルトを奪還できると説いた。自らマスク剥ぎに動くことも示唆した杉浦の真意はどこにあるのか。

 

 この日、雨上がりの東京・有明のノア道場で杉浦は妙な儀式に没頭していた。黒い覆面を手に何やら呪文めいた言葉をブツブツ唱えている。「もう隠すことはない。マイバッハを捨てろ。開き直ってすべてをさらけ出すんだ。谷口だ、お前は谷口になるのだ!」と鬼の形相で、どこかで聞いたようなフレーズを口にした。

 

 要するに15日にGHC王座に挑戦する谷口に対し、3年3か月の覆面史を葬って素顔に戻れというのだ。前哨戦ではみのるの執拗なマスク剥ぎに苦しめられているものの、5・30ディファ有明大会では半分素顔をさらしながら鈴木軍3人を蹴散らす実力を見せた。未完の大器として期待されながら潜在能力を発揮できなかった谷口は、マイバッハに変身したことで最大の課題だった「おとなしさ」を克服したと杉浦は分析する。「今こそ覆面を脱いで君の本当の恐ろしさを発揮する時だよ、谷口君!」

 

 くしくも杉浦と谷口は、故三沢光晴さんの七回忌興行(13日、広島グリーンアリーナ)の6人タッグ戦で組み、みのると対戦する。「援護射撃するつもりはない。俺がガンガン行けば、アイツもつられると思う。ふがいなかったら、俺の手でマスクを剥ぐかもな、フフフ…」と杉浦は不敵な予告を放つ。確かにマスクを脱ぐぐらいのカンフル剤がなければ、ノアの窮地は救えないだろう。共に自衛隊出身。果たして杉浦の声は谷口の耳に届くのか。