オカダ「AJのぶっつけ王座戦許さん!」

2015年06月03日 16時00分

タイミングズバリのレインメーカーでホール(左)を沈めたオカダ

 新日本プロレス7月5日の大阪城ホール大会でIWGPヘビー級王座に挑戦するオカダ・カズチカ(27)が2日、王者・AJスタイルズ(37)に早期出頭を要求した。参戦ペースが極めて不定期な王者は「ぶっつけ王座戦」も日常茶飯事。だがオカダはコンディション面の差異をなくすためにも、次期シリーズ(26日、三重・四日市で開幕)前半での来日と前哨戦が必要と主張。自信たっぷりに敵に塩を送った。

 

 ここまで2度の前哨戦ではいずれもAJに勝利を奪われているオカダだが、5月中旬の北米ツアーでは試合後にレインメーカーでKO。「結果としては負けてますけど、手応えとしてはつかめてますね。やっとAJのことが分かってきた」とすでに臨戦態勢だ。

 

 その一方で世界中で試合をこなすAJも、参戦ペースこそ超不定期ながら、百戦錬磨の実力は証明済み。2月の大阪大会では王座戦前日に来日し、滞在時間わずか48時間で棚橋弘至からIWGP王座を強奪した実績がある。

 

 となれば決戦まで待ったなし…といきたいところだが、今回に限ってはAJのお家芸「ぶっつけ王座戦」を許すつもりはない。オカダは「コンディションを整えるためにも、早く来いって言いたいですね。(負けた時の)言い訳にされても困りますから。21年ぶりの大阪城ホール、王者ならその意味を考えてほしいです。あと、棚橋さんと違って僕は甘くないですから」と、次期シリーズからの参戦と前哨戦の追加を要求した。

 

 上半期最大の大一番・大阪城決戦は、躍進が続く新日プロにとっても最重要の一戦。両雄のベストコンディションは必要不可欠で、いかにAJといえども早期来日で万全を期すべきというのがオカダの主張だ。一見すると敵に塩を送るような提案だが、それだけ大阪城での完全決着にかける思いが強いということだろう。

 

 この日の茨城・水戸大会では6人タッグ戦でAJ属するバレットクラブと激突。レインメーカーをコーディ・ホールに炸裂させ、今シリーズは連戦連勝中だ。絶好調ぶりに拍車がかかるオカダの「待ち人」は、現れてくれるのか――。