「世IV虎引退」デビュー戦で戦った赤井沙希ショック隠せず

2015年06月01日 11時00分

赤井沙希はショックを隠しきれなかった

 女子プロレス「スターダム」は5月31日、同日付で所属選手の世IV虎(21)が引退することを電撃発表。タレント兼プロレスラーの赤井沙希(28)は、ショックを隠しきれなかった。

 2013年8月に赤井のデビュー戦(6人タッグ)で対戦。14年1月のタッグ戦でプロレス4戦目にして初黒星を奪われた相手も世IV虎だった。昨年12月にはスターダム後楽園大会で初の他団体参戦を果たし、自身の初タイトルマッチとして世IV虎が保持していたワールド王座に挑戦した。

「全部自分の今までのターニングポイントになってましたね。芸能人だから…とかそういう遠慮もしないでいてくれて、試合の中でプロレスの厳しさ、強さを教えてくれた」と振り返り、女子選手の中で特別な対戦相手だったことを明かした。

 実は世IV虎からはこの日までに直接引退の報告を受けていた。「(問題となった)試合も映像で見ただけで直接そこにいたわけではないし、世IV虎の口から出た言葉以外は信じんとこうと思ってた。(引退は)すごくショックでした。『頑張ってね。ケガをしないように』と言ってもらって…」と言葉をつまらせた。

 本来ならば赤井自身が、いずれ引退する時に世IV虎と再戦したい気持ちがあったという。「世間に通用する選手だし、心のどこかでまたやりたいと思ってた。培った経験を全部ぶつけられると思っていたので」と、自分よりも若い世IV虎が先にマットを去るとは想像もしていないことだった。

 団体も違えばビジュアルもファイトスタイルも正反対。それでも最後にエールを送られた赤井は「(世IV虎の)買いかぶりかもしれないけど、私ができることをやっていこうと思います」と断言。その思いを少しでも背負いながら戦い続けるつもりだ。