米国遠征ナゼ不参加?居残り天山の苦境

2015年05月16日 16時00分

新日本プロレス道場に居残りとなった天山は無念の表情

 新日本プロレスのNWA世界ヘビー級王者・天山広吉(44)が15日、北米シリーズ遠征不参加のワケを明かした。新日プロは現在、米国ツアーの真っただ中。その参加メンバーには、悲しいことに天山の名前はない。同じく米国を拠点とするNWAのタイトル保持者だというのに…。

 

 今回のツアーはNWAとは無関係のROHと新日プロの合同興行という事情もあるが、本土上陸の野望を秘めていた天山は「今回は自腹でも米国に行こうと思っていた」。それでも断腸の思いで遠征を諦めたのは、腰を負傷したからだ。

 

 実は、先シリーズ開幕直前の4月中旬までテレビ朝日系「いきなり! 黄金伝説。」で3日間のロケに参加。

 

 多忙さと過酷な連戦が響き、ヘルニアが悪化したという。

 

 4月29日の熊本大会ではビッグダディ・ヤムヤム(34)とのNWA王座V2戦を辛くもクリアしたが、かわされたわけでもないのにダイビングヘッドバットが届かず自爆するなど精彩を欠いた。

 

「永田(裕志)にアドバイスをもらったりして何とか乗り切れたけど、まさにツームストーン…。調子も悪いし、オフで来るべき次のNWAの刺客に備えるのが先決やと思った」と無念の胸中を明かした。

 

 こうして所属団体が米国遠征中にもかかわらず、米国団体管理王座保持者が東京都内の道場でたたずむ…という奇妙な構図が完成。だが、猛牛は「やっぱりゆくゆくは米国で防衛戦をやりたいね。“一人世界ツアー”でもいい。そのためにもベルトを守り続けますよ」と、仕切り直しを誓っていた。