2005年7月11日に死去した故橋本真也さん(享年40)の没後10年イベント「橋本真也復活祭」が、7月13日に東京・後楽園ホールで開催されることが12日、発表された。

 長男の大地(23=IGF)は「オヤジが一夜限りの復活をする大会にしたい。どういう試合を望んでいるかをコンセプトに考えているし、ボクの知らないオヤジを感じられる大会になると思う」と話した。また新日本プロレスの坂口征二相談役(73)と、W―1の武藤敬司(52)、蝶野正洋(51)が同イベントの後見人を務めることになった。闘魂三銃士の仲間だった2人は「試合になると俺のギャラは高いので、後見人として頑張ります」(武藤)、「一緒です」(蝶野)と、あくまで大会サポートに徹する。

 対戦カードは未定だが、今後、橋本さんと縁がある団体や選手に出場オファーを出す予定。大地は、橋本さんと名勝負を繰り広げた“炎の飛龍”藤波辰爾(61=ドラディション)の参戦を希望した。このほか、会場内には生前に橋本さんが愛用した遺品なども展示される予定で、蝶野は「橋本真也という選手を今のレスラー、ファンに見てほしい。橋本さんのスタイルも引き継がれていけば」と思いを口にし、今回限りとなるメモリアルイベントの成功を約束した。