全日・諏訪魔がIGF大阪大会来場!野獣・藤田と視殺戦

2015年05月05日 21時29分

諏訪魔(左)とにらみ合う藤田

 禁断の扉が開いた。5日、IGF「GENOME33」(大阪府立体育会館)の試合中に全日本プロレス・諏訪魔(38)が来場。野獣・藤田和之(44)と視殺戦を繰り広げた。

「王道戦士」が「猪木ゲノム」とにらみ合いだ。諏訪魔は昨年末から、IGF出撃を示唆していた。先日は、元新日本プロレスフロントの上井文彦氏と緊急合体。IGF・サイモン猪木取締役と太いパイプを持つ同氏に、交渉役を一任していた。

 諏訪魔が客席に現れたのはセミの試合中。リングでは藤田、ケンドー・カシン組VS鈴川真一、将軍岡本のタッグマッチを行われていた。

 諏訪魔の巨体を発見した藤田は、すぐさま駆け寄ると「着替えて来い!」と、その場で試合を要求。この間にカシンが岡本に3カウントを奪われたが、試合後は鈴川や岡本、橋本大地もリングサイドに詰め寄り異様な雰囲気に。だが、諏訪魔は無言のまま反応せず席を立った。

 去り際、諏訪魔は硬い表情で「一レスラーとして藤田和之と対戦したいという気持ちだけで来た」と語り、他のIGF勢については「外敵が来ればいきりたつのは当たり前。でも、俺には藤田しか見えてない」とピシャリ。サイモン取締役に6日の全日プロ・後楽園大会のチケットを手渡し「早く藤田和之と対戦したい。明日の席は用意してあるから返事を聞かせろ」と言い放つと、タクシーに乗り込み大阪の街へ消えた。

 かたや、藤田は「現役選手なら、コスチュームとリングシューズで来い! このイモ! 胸くそ悪いわ!!」と怒りが収まらない。

 サイモン猪木取締役は「やりたい気持ちがあってもゴールデンウィークの終わりに急に言われてもね…。みんな予定も入っているし、新幹線も取れない」と困惑の表情。だが続けて「後楽園ホール? もっと大きい会場かと思った。そんな小さなところでやらないですよ。客集めですか?」と挑発も忘れなかった。

 とはいえ、売られたケンカは買うのが猪木イズム。サイモン取締役は「鈴川や岡本も試合を壊されて怒っている。うちは次は名古屋(6月27日)もあるし、夏は両国(8月29日)の大舞台もある。前向きに考えます」とニヤリ。事態は急展開を迎えている。