W―1は30日、若手によるトーナメント戦「Road to KEIJI MUTO」(16日、新宿で開幕)を発表。出席した武藤敬司は、急逝した阿修羅原さんの追悼コメントを寄せた。

 1993年6月17日、新日プロ日本武道館大会で化身のグレート・ムタが原さんと一騎打ちを行っている。武藤は「ラグビーから来た人が少なかった中で、まさしく『タフガイ』を地で行った選手」と振り返り「まったく音沙汰がなかったからね。そういう点では見事にフェードアウトした。あの人の真面目な部分が見えるよ。『どうしてるんだろう?』すら思わなくなってたところにこの知らせでしょ。だから、天龍さんが一番悲しんでいるんじゃないかな」と話していた。