C・カーニバル初制覇の曙 次は3冠奪回だ

2015年04月27日 16時00分

C・カーニバル制覇で3冠王座挑戦を表明した曙

 全日本プロレス春の祭典「チャンピオン・カーニバル」を初制覇した元横綱曙(45)が26日、次なる野望を口にした。優勝を手に3冠ヘビー級王座挑戦を表明し、5月21日の東京・後楽園ホール大会で王者・潮﨑豪(33)に挑戦することが決定的。休むことなく至宝取りに動いたのは、1年前の王者時代にやり残した“宿題”があるからだという。

 

 激戦の「チャンピオン・カーニバル」を制した曙は一夜明けたこの日、「疲れていますけど、体のダメージは大丈夫。緊張の糸が切れないように次の目標を作りましたからね」と早くも目をギラつかせた。「次の目標」とは言うまでもなく3冠取り。曙の挑戦表明を王者の潮﨑が受諾したため、5・21後楽園大会でのタイトル戦が濃厚になっている。

 

 曙にとって、王座返り咲きは責務でもある。昨年4月に3冠王者として祭典に出場するも、肺炎と不整脈で途中リタイア。4か月の長期欠場に追い込まれ、王座返上を余儀なくされた。そのため、王者時代にやり残したことを今度こそ実現させたいと考えている。

 

「いろんな団体に呼んでもらっているので、あの最高のベルトを持って行って、価値を高めたいんです。ボクにしかできないことだと思うんですよね」

 

 曙のもとには5月23日(日本時間24日)にメキシコ・アレナメヒコで開催される「ドラゴマニア10」から出場オファーが届いている。大会期間中は態度を保留していたが「メキシコに行くつもりでいます。全日本の一員として行くからには、あのベルトを取って、世界でお披露目したい」と表明。3年ぶりとなる海外遠征は、3冠ベルトを持って乗り込むのに最高の舞台だ。

 

 海外だけじゃない。元関脇貴闘力(47)から12月上旬のビッグマッチでの対戦を要求され、爆破王・大仁田厚(57)からも執拗に電流爆破デスマッチへの参戦を迫られている。

 

「貴闘力? いつでもやる気持ちでいます。世界タッグも持っているから、その時(12月)は5冠を持って前に立ちたい。電流爆破? 万全の状態でいきたいし、お客さんに(3冠)チャンピオンが出る姿を見せたいんですよ」

 

 いずれも“3冠王者・曙”として出撃する意向を示した。野望実現のためにも、まずは王座奪還に全神経を注ぐ。