IGFは18日、都内事務所でGENOME(プロレス)ルールによるトーナメント「GENOME―1」の開催を発表した。

 5・5大阪、6・27名古屋、10・24福岡でそれぞれ4選手出場のワンデートーナメントを実施。その優勝者3名に“敗者復活”を加えた4選手が、大みそかの「INOKI BOM―BA―YE」(両国国技館)で賞金1000万円をかけた決勝トーナメントに進出する。

 サイモン猪木取締役は「この大会名を略したら偶然ですが“G1”。そういうことです」とニヤリ。さらに勝敗だけでなく、試合内容を重視する構えで「優勝してもアントニオ猪木が認証しなければ、大みそかのトーナメントに出られない可能性もある」とのこと。敗者復活枠も総帥アントニオ猪木氏の推薦、もしくはファン投票により決定するという。

 出場選手は現時点で未定だが、気になるのは全日本プロレス勢だ。サイモン氏は「出たければ、こちらはいつでもOKです。マッチメークを変えてでもOK。このトーナメントに限らず、ワンマッチでも何でもOKです」と強気の姿勢を崩さなかった。