洋央紀が中邑からフォール!IC王座に挑戦へ

2015年04月06日 16時00分

打撃で中邑(左)を圧倒した洋央紀

 新日本プロレス5日の両国国技館大会で、荒武者・後藤洋央紀(35)がIWGPインターコンチネンタル王者・中邑真輔(35)への挑戦権を獲得した。6人タッグ戦で中邑からフォール勝ちを収めた後藤は、IC王座返り咲きを宣言。同ベルトを巡って因縁深い同期のライバル決戦が、5月3日の福岡国際センター大会で実現する。

 

 後藤はこの日、真壁刀義、内藤哲也と組んで中邑、石井智宏、YOSHI―HASHI組と激突。序盤から中邑に標準を定めて激しい攻防を展開した。10分過ぎ、中邑のボマイェをキャッチして牛殺しを発射すると一気に猛攻を開始。最後はかち上げ式ラリアートから昇天・改でマットに叩きつけ王者から直接3カウントを奪取した。

 

「NEW JAPAN CUP」は準優勝に終わり、3月の尼崎大会では中邑からフォールも奪われた。存在意義を否定され、挑発を受け続けてきた後藤は標的をIWGPヘビー級王座からIC王座に変更。打倒中邑をテーマに掲げて臨んだ一戦で見事に結果を残した。

 

 試合後は「これで発言権もあるだろ。挑戦、名乗り出てやろうじゃねえか。資格がないとは言わせない。俺にケンカを売ったことを後悔させてやる」と改めてIC王座挑戦を表明。退路を断たれた中邑も「喜んで受けて立とうじゃねえか。(存在感のない)透明人間」と受諾し、5・3福岡決戦が決定的となった。

 

 同期入門としてライバル関係にある両雄だが、IC王座を巡っても深い因縁がある。2012年7月、中邑は後藤からIC王座を奪取。それまでの後藤の王者像そのものを全面否定するかのようにベルトのデザインチェンジを要求し、現在の白いベルトに生まれ変わった。皮肉にもこれを機にIC王座は独立路線を確立させており、後藤にとってはこれ以上ない屈辱となった。福岡決戦はその思いを晴らす大舞台となる。

 

 またこの試合後のリング上では真壁もNEVER王者の石井と乱闘を展開。インフルエンザで返上した同王座への返り咲きを要求した。これにより4月29日熊本大会での真壁の挑戦が濃厚となった。