飯伏IWGPあと一歩届かず

2015年04月06日 16時00分

トドメを狙った不死鳥弾をAJ(右)にキャッチされてしまった飯伏

<新日本プロレス・両国(5日)>IWGPヘビー級選手権(AJスタイルズが27分1秒、エビ固めで初防衛に成功)

 春の祭典「NEW JAPAN CUP」覇者として悲願のIWGP初挑戦に臨んだ飯伏幸太(32=新日本・DDT)だったが、あと一歩のところで夢はかなわなかった。

 少年時代から憧れていたIWGPベルトが目前とあって、執念のファイトを見せた。コーナートップからの三角飛びケブラーダ、スワンダイブの雪崩式フランケンシュタイナーと、持ち前の空中殺法で王者・AJスタイルズ(36)に対抗。さらにシットダウン式ラストライドや首折り弾で攻めたてた。

 栄冠まで、あと一歩。しかし、不死鳥弾を狙おうとコーナーに上ったところで、AJのセコンドに就いていたケニー・オメガの姿に目を奪われてしまう。これで踏み切りが一瞬遅れてAJに立ち上がる隙を与えると、不死鳥弾をキャッチされてしまい、まさかのスタイルズクラッシュで沈められた。

 全てを出し尽くした飯伏は疲労困ぱいで倒れ込みながらも「全力を出したけど、勝てなかったです…。もしまた挑戦できるなら、いつでもやりたい。また実力でチャンスをもぎ取りたい」とキッパリ。観衆を魅了し、新時代到来を予感させたゴールデンスターのドラマチックな夢は、まだ終わらない。