飯伏IWGP戴冠イケる!棚橋、中邑が太鼓判

2015年04月04日 16時00分

AJスタイルズ(左)と飯伏幸太

 新日本プロレスのIWGPヘビー級王座戦(5日、東京・両国国技館)の調印式が3日に行われ、王者・AJスタイルズ(36)に挑戦する飯伏幸太(32=新日本・DDT)が必勝宣言をかっ飛ばした。IWGP初挑戦となるゴールデンスターはプロレス界に新時代をもたらすのか。新日プロの2トップ、棚橋弘至(38)と中邑真輔(35)は揃ってその可能性に太鼓判を押した。

 

 調印式で飯伏は「AJスタイルズはプロレスラーとして尊敬しているし、能力も全てにおいてマックスだと思っている。すごい楽しみだけど絶対に負けられないので勝ちたいです」と宣言。試合に向けては「いやあ、これはちょっと言えないですね。本当に作戦なんで。いろいろ考えてます」と珍しく“鉄のカーテン”で緊張感を漂わせた。

 

 デビュー11年目にしてたどり着いた最高峰の舞台。史上初の2団体所属選手としてメジャー、インディの枠を超えた飯伏がIWGPを奪取すれば、業界に革命的新スターが誕生する。またIWGPジュニア王座との“2階級制覇”達成も高田延彦以来2人目となる。

 

 果たしてゴールデンスターは重い扉をこじ開けることができるのか?

 

 前IWGP王者の棚橋は「AJ有利という印象は拭えないけど、飯伏なら何かやってくれるんじゃないかという可能性を感じる」と分析する。自身は昨年からAJと3度戦い2勝1敗で勝ち越している。現王者の実力を最も知る男だが、飯伏の持つ破天荒なファイトスタイルで攻略は可能と見ている。

 

 また今年の1・4東京ドーム大会で飯伏と大激闘を繰り広げたインターコンチネンタル王者の中邑も「ワンチャンスはあるんじゃない?」との見解を示す。「これまで飯伏がヘビー級で戦ってきた相手と比べると、とりわけ(AJは)体格が近い相手。重さがない分、パワーの部分を生かしやすい」。飯伏は華麗な空中技が持ち味だが、背筋力300キロ超の怪力も誇る。体格面でのハンディさえなければ、その爆発力は大きな武器になるという見立てだ。

 

 新日プロの2トップから見ても、飯伏のIWGP戴冠はもはや不可能ではないところまできている。飯伏も「IWGPヘビーを取るためにヘビー級に転向した。ここで取れなかったらいつチャンスが来るか分からない」と豪語。日米天才対決を制し、夢を現実に変えられるか。