新設されたW―1の中量級王座「クルーザーディビジョン」のベルトが31日、初公開され初代王者決定トーナメントに出場する8選手が意気込みを語った。

 同王座の提唱者であるカズ・ハヤシ(41)は「カッコいいベルトができた。僕が初代チャンピオンになります」と堂々宣言。

 さらに「決勝は(田中)稔選手とやりたい」と若手を尻目に“アラフォー対決”実現の夢を語った。

 これに対し42歳の田中は「ベルトにたどり着くためには、カズさんを通らないわけにいかない。キャリア20年以上の2人で決勝をやって、その上で取れたら最高です」と呼応。1回戦(4・1後楽園、吉岡世起戦)の前日計量も一発でパスし、仕上がりの良さをアピールした。

 なおエル・イホ・デル・パンテーラは途中退席し不穏なムードが漂った。