邪道・大仁田厚(64)率いるFMW―Eは26日、年内最終戦「CARNIVAL」(12月19日、神奈川・鶴見青果市場)で史上初となる「地獄の電流爆破ハードコアランブル」を開催すると発表した。

 同試合はFMW―Eが7月の旗揚げ以降に使用した数々の電流爆破アイテムの集大成となる。ただし21日の鶴見大会で国内で初使用された蛍光灯電流爆破バットは、蛍光灯の破片が飛散し、観客に危険が及ぶ可能性があるとの理由から外されることになった。

 試合形式はロープ1面が有刺鉄線電流爆破で、有刺鉄線電流爆破バットが5本、電流爆破イスが2脚、電流爆破テーブルが1台用意される。さらに1面のリングサイドに有刺鉄線バリケードマット地雷爆破が設置される。さらに10月大会で使用された邪道ロケットも用意され、最大で11発の爆破が起こる可能性がある。

 出場選手は大仁田、雷神矢口、ミスター・ポーゴ、アブドーラ小林、リッキー・フジ、バラモンシュウ、バラモンケイ、佐藤光留ら20人を超える予定だ。

 また、同大会で行われる鈴季すずと藤田あかねによる「女子電流爆破プリンセストーナメント」決勝戦は電流爆破バットが2本使用されることになった。

 なお、同団体が本拠地とする鶴見青果市場は屋根があるとはいえ、野外会場同然だ。冬季は寒さで観客に負担をかけることから12・19大会後はしばらく〝冬眠〟し、来年3月に活動を再開する予定とした。