凄惨マッチのスターダム 騒動後初の大会は超満員札止め

2015年03月08日 14時43分

試合開始前にリング上でファンに謝罪したロッシー小川代表(左)と風香

 2月22日の東京・後楽園ホール大会で世IV虎(よしこ=21)対安川惡斗(あくと=28)の凄惨マッチが起こった女子プロレス「スターダム」が8日、騒動後初となる興行を東京・新木場1stRINGで行い、373人超満員札止めの観衆が集まった。

 会場では観客にアンケート用紙が配られ、団体への意見を募集したほか、無期限出場停止処分中の世IV虎と、負傷欠場中の安川へのメッセージボックスも設けられた。

 オープニングではロッシー小川社長が「ファンの皆さまに多大なるご心配とご迷惑をおかけしたことを大変申し訳なく思っています。新生スターダムの第一歩と思っていますので、ご声援よろしくお願いします」とあいさつ。ファンから「頑張れ!」と温かい声援が飛ぶ中、風香GMとともにリング上から頭を下げた。

 また、試合前には2012年末にスターダムを退団し、フリーとして活動する加藤悠(はるか=26)が登場。「欠場者が多く、大変な時期と思い、お世話になったスターダムに何ができるのかと思いました。良かったら私を参戦させていただければと思います」と表明した。加藤は入院中の安川と同期で、今回の騒動で古巣マット復帰への思いを強くしたという。

 一方、第4試合終了後には、グラドルレスラー・愛星(まなせ)ゆうな(27)が退団を電撃発表。左鎖骨の骨折から2月1日に復帰したばかりだったが、昨秋の練習から思うような動きができず、また右肩と右ヒジの状態が悪化したことから、決断に至ったという。

 愛星は「みんな命をかけてリングに上がっているので、そういう状態で上がることはできないと思った。(世IV虎と安川の)2人がどうこうで辞めるというのは一切ありません」と説明した。

 試合は全5試合が行われ、メーンでは紫雷イオがデビュー8周年記念試合に臨み勝利。「スターダムの選手はすごく元気です。前に向かって力強く進んでいます」と大会を締めくくった。

 次回興行は、21日に愛知・枇杷島スポーツセンターで行われる。