<新日本5日・大田区大会:NJC1回戦>前IWGPタッグ王者の後藤洋央紀(35)と柴田勝頼(35)はそれぞれ初戦突破を果たし、2回戦(8日、後楽園)での対戦が決まった。

 小島聡(44)と激突した柴田は、首折り弾で場外へ吹き飛ばされ劣勢に陥るも、変型ゴー2スリープで形勢逆転。PKを炸裂して勝利をもぎとった。これに3度のNJC制覇を誇る後藤も続いた。2度優勝の永田裕志(46)との「春男対決」で白目式腕固めに捕らえられる屈辱に耐えながら、牛殺しを決めて形勢逆転。最後は昇天・改でミスターを沈めてみせた。

 これで2回戦は昨年8月西武ドーム大会以来、6度目の三重・桑名工業同級生対決に。戦前に描いていた青写真通りの展開に、後藤は「次が決勝。とことん殴り合いたい」と気勢を上げた。