<新日本5日・大田区大会:NJC1回戦>初出場の飯伏幸太(32=新日本・DDT)はドク・ギャローズ(31)を下して初戦を突破した。
飯伏は203センチ、138キロの巨体を誇るギャローズの怪力にとことん苦しめられた。場外への華麗な三角飛びケブラーダを見舞うも、リングに戻るとなかなかペースをつかめない。やはりパワーの差は歴然。こうなると、昼食の牛丼をミニ盛りにしてしまった、レスラーらしからぬ小食ぶりが悔やまれる。さらにネックハンギングボムの体勢に捕らえられ万事休すかと思われたが、土俵際で起死回生のウラカンラナ。電光石火の3カウントで逆転勝利を収めた。
「危なかったっすね。アレしかなかった。でもこの勝ちは大きいかなと。2014年はG1に出れなかったし、その分これで取り戻しますよ」と不敵な笑みを浮かべたゴールデンスターがトーナメントの台風の目となるか。