杉浦 ノア有明大会で飯塚逮捕だ

2015年02月27日 16時00分

伊勢佐木署で逮捕術の訓練を見学した杉浦(前列右から4人目)

 ノアのハレンチ王・杉浦貴(44)が26日、3月15日の有明コロシアム大会で対戦する極悪男・飯塚高史(48)にもってこいの秘策を解禁すると明かした。反則や凶器攻撃は日常茶飯事、試合すらブチ壊す厄介な相手との一戦を前に自信満々。その理由は、警察で学んだ“実戦技術”にあった。

 

 ノア対鈴木みのる率いる鈴木軍の全面対抗戦となる3・15有明決戦で杉浦は、田中将斗(41)と組んで飯塚、シェルトン・X・ベンジャミン(39)組と対戦する。決戦を前に「弾丸ヤンキースとしても負けられないな。ベンジャミンとは思い切りぶつかれるけど、飯塚か…。そもそも試合が成立するのか!?」と不安を口にした。

 

 肉体と肉体の真っ向勝負を身上とする杉浦にとって、飯塚は最も苦手なタイプだ。11日の名古屋大会で実現した一騎打ちも、飯塚がイス攻撃で反則負け。元自衛官の杉浦ならずとも、相手の自爆による決着ほどむなしいものはない。

 

 だが有明決戦について話が続くと、杉浦は意味深な笑みを浮かべつつ「とか何とか言いながら実は万全を期していたのだよ、諸君。使う時がこんなに早く来るとはな、フフフ…」と秘策の存在を明かす。実は2月13日に神奈川・伊勢佐木警察署を訪れ「逮捕術」の訓練を見学。「逮捕術」とは、ナイフなどの凶器を持った犯人を素手(あるいは警棒)で逮捕するための、実戦的な技術だ。

 

「悪いヤツを捕まえる時の戦い方は勉強になったし、刺激にもなった。あの男も変な凶器(アイアンフィンガーフロムヘル)を使うじゃないか。逮捕してしまえと、勇気をもらったね」

 

 訓練では見学者だったはずの杉浦が、警察官に得意のエルボーを伝授する場面もあった。刺激を受け合ったかいもあってか、同署は20日に行われた「神奈川県警察逮捕術大会」で19年ぶりの優勝を飾った。杉浦の背中を後押しするような快挙は、有明決戦への“吉兆”ともいえそうだ。

 

 面倒な凶器男さえ封じ込めば、その後は同じレスリング出身のベンジャミンとの真っ向勝負に腰を入れられる。勝利の方程式が完成した杉浦は「ボクが逮捕されたらシャレにならないので、まあ過剰防衛にならない程度に飯塚を叩きのめしてやりますよ」と妙な決意表明を残し、足早に夜の繁華街へと消えた。