ゼロワン大谷「LEONA戦は非情マッチ」

2015年02月23日 16時00分

プロレス版「オータニVSフジナミ」。LEONA(左)と握手を交わす大谷

 ゼロワン3月1日の後楽園ホール大会で藤波辰爾(61)の長男・LEONA(21)と初の一騎打ちに臨む大谷晋二郎(42)が22日、藤波親子に対する“断捨離”を決意した。

 

 渋谷109というゼロワンには似つかわしくないオシャレな場所で行われたこの日の公開会見で、大谷はLEONAと対峙。「偉大なる父を持つと、それが足かせになる選手も見てきた。LEONAという一人の新星と戦うつもり。藤波さんの息子と意識すると優しさが出てしまう」と宣戦布告した。

 

 野球界なら大注目の「オータニVSフジナミ」だが、プロレス界の大谷はこの構図をあえて不要視。かつてゼロワンに所属した橋本真也さんの息子・橋本大地(現IGF)の育成で培われた「スパルタ教育」のノウハウを再現するという。

 

 それだけではない。大谷が2001年に新日プロを退団した際、社長を務めていたのが藤波だった。交渉の席で「頑張れ」と励まされ握手を交わした経緯もある。その直後に前身団体が誕生したゼロワンに、LEONAがレスラーとして参戦する日が来るとは…。現在でも「わがままを通してもらった恩がすごくある」と語る大谷にとっては、少しでも「藤波」の名を意識すればリングの上で非情に徹することができなくなってしまうのだ。

 

 一方のLEONAは4月には大学4年生になるが、周囲の学生が打ち込む就職活動には目もくれずプロレス道をまい進する決意だ。「このチャンスに興奮している。精一杯戦うことで、大谷さんに自分のプロレスをぶつけたい」と腕をぶしていた。