闘病中のアントニオ猪木氏(78)が、5日に自身のユーチューブチャンネル「最後の闘魂」で〝食リポ第4弾〟動画を公開。一歩ずつに回復していることを力強く明かした。

 8月28日に同チャンネルで退院を報告してから約1か月。美食家の猪木氏は、今回は「猪木の胃袋出張シリーズ第4弾」として、そば店「かわしま」の蕎麦などに舌鼓を打った。

 動画の冒頭で「おいしいものを毎日皆さんに気を使ってもらいながら食べながら、元気を少しずつ、一歩前進。二歩まで行きたいんですが、ゆっくりゆっくり、進んでいこうと思っています」と着実な回復ぶりを報告。「今日も調子は上々ですから、ご唱和をお願いします」と話すと力強く「ダー!!」を叫んだ。

 蕎麦前もつまみながら、北海道・十勝の玉ねぎ農園での思い出を振り返ったり、新型コロナウイルス禍による医療現場への負担を「本当に大変。前にも話したことがあるけど、もっともっと早いうちに手を打つべきだったと思う」と憂う一幕も。そして「本当はみんなでワイワイしながら食べるのが好きだけど、それができないね」と話した。

 また、自身の体調については「この何日かで舌が変わってね。いいようにだけど微妙な味まで、中のね」と味覚が一層に回復していることを告白した。日に日に回復するその姿には、ファンも安心させられるばかりだ。