日本最高齢レスラー 72歳・小鹿が天龍と対戦

2015年02月19日 16時00分

天龍戦に腕をぶす小鹿。右は佐々木、左は葛西

 ミスタープロレスの引退ロードに国内最高齢レスラーが立ちはだかった。フリーダムズは18日、会見を行い3・23後楽園大会で、グレート小鹿(72)が佐々木貴、葛西純とトリオを結成し、天龍源一郎(65)、マンモス佐々木、Hi69組と対戦することを発表した。

 

 天龍の引退表明直後から対戦をアピールしてきた小鹿は「まず俺が手合わせして『早いぞ、バカヤロー』と言ってやりたかった。当然、天龍を狙う」と目を輝かせた。

 

 全日本時代の先輩にあたる小鹿にとって、思い出の試合は故大熊元司さんとの極道コンビで保持していたアジアタッグ防衛戦(1977年9月)だ。天龍組(パートナーは故ロッキー羽田さん)と60分時間切れ引き分けの激闘だった。それだけに「あのころの馬力はもうないが、どうせなら長い時間、試合をしたい」と長期戦をもくろむ。

 

 小鹿は88年に一度現役を引退。プロモーター活動に専念していたが、92年に天龍がWARを旗揚げした際「営業を手伝ってほしい」と依頼されプロレス界に復帰した経緯もある。「天龍がいなかったら現役復帰も、大日本プロレスもなかった…」とミスタープロレスに敬意を払いつつ「俺を戻させといて、テメーだけ引退か?という気持ちはある」と複雑な心境を吐露した。

 

「引退ロードの最初の関所として対峙できるのは幸せ。まだ関所は何回か訪れるだろうが、そこに俺がまたいるかもしれない。これが最後ではなく『まだある』と信じたい」と最高齢レスラーは腕をぶしていた。