全日本プロレス17日の名古屋大会で行われたアジアタッグ選手権は、王者の長井満也、南野タケシ組が曙、SUSHI組を下して初防衛に成功した。

 ダーティーな防衛劇だった。ダーク軍に属する王者組には、セコンドに就いたKENSOが加勢。事実上の2対3で試合が進んでいく。ダーク軍は曙のボディープレスを受けながらも、巧みにレフェリー暴行や誤爆を誘ってペースを握る。最後は南野が急所打ち連発からクルリとSUSHIを丸め込みV1を決めた。

 また「Jr. BATTLE OF GLORY」リーグ戦は全公式戦を終了。Aブロックは青木篤志(6点)、Bブロックは鈴木鼓太郎(6点)がそれぞれ首位で日程を終え、優勝決定戦(20日、後楽園ホール)に進んだ。