髙山 大仁田との再戦容認の裏に「WWEで電流爆破」の大野望

2015年02月18日 16時00分

土下座する大仁田(右)に根負けした高山

 初代爆破王の髙山善廣(48)が、「とんこつ超花火」(3月21日、博多スターレーン)で邪道・大仁田厚(57)と初防衛戦を行うことが17日に決まった。当初はTARU(50)の挑戦が発表されたものの、会見に押し入った大仁田が土下座して挑戦を直訴。異例のカード変更が認められた。髙山が再戦要求を受け入れた理由とは――。

 

 都内で行われた会見には、髙山と工藤めぐみエクスプロージョンプリンセス(45)が出席。工藤から3・21博多決戦で髙山がTARUと初防衛戦を行うと発表された。しかし、その直後、大仁田が突然会見場に割って入った。「俺には時間がないんです。もう一回、チャンスをいただけませんか」と真顔で訴えた。しかも痛めている両ヒザを床につけると土下座まで見せたのだ。

 

 16日にはIGF事務所でワン・ビンが小川直也に土下座したばかりだが、状況は違う。2年8か月後に還暦を迎える大仁田が9歳下の男に土下座したのだ。さすがの帝王もこの光景に根負けした格好だ。大仁田が「あとはお任せします」と退席後、髙山の決意も固まった。

 

「ヒザが悪いのに土下座したからね。俺ならしないし、その気持ちをくみ取った」と話し、初防衛戦は大仁田と行うことを緊急決定した。もちろん、髙山にもメリットがある。1月23日の「初代爆破王決定戦」(大阪)に続いて大仁田を沈めれば「電流爆破=髙山善廣」の図式を強く印象付けられる。

 

 さらに髙山は「大仁田厚を倒して挑戦者がいなくなったら、あのベルトと試合形式を持ってトリプルHに売りに行く。今、アイツが現場の最高責任者なんだろ?『俺と一緒にどうよ、レッスルマニアで電流爆破やれば最高だぜ』ってね」と衝撃的プランを明かした。

 

 2005年2月のWWE日本ツアー(さいたまスーパーアリーナ)の際には、バックステージでトリプルHと会談の場を持っており、どうやらそれ以来“密通”は続いているようだ。悪の最高権力者とのパイプを通じて、世界最大の団体に売り込みをかける方針だという。「WWEは電流爆破を欲しかったんだろ?」と髙山。トリプルHはスティングと抗争の真っ最中だが、とにかく壮大な野望実現に向け、帝王はギラリと目を光らせた。