丸藤が「有明コロシアム満員」の決意表明

2015年02月14日 16時00分

“攻め”の姿勢を打ち出した丸藤

 GHCヘビー級王座を保持するノアの丸藤正道副社長(35)が13日、団体旗揚げ15周年となる今年の大目標を掲げた。鈴木みのる(46)とのV7戦が行われる3月15日の東京・有明コロシアム大会の成功を約束すると同時に、年末には12年8か月ぶりとなる同会場フルバージョンでのビッグマッチ開催の意向を表明。丸藤が“攻め”の姿勢を打ち出した裏には、あの男の存在があった。

 

 メモリアルイヤー最初の有明コロシアム大会が約1か月後に迫ったこの日、丸藤は表情を引き締めて口にした。「3月の有明コロシアムには多くのお客さんを集めたい。年末にビッグマッチをやりたいし、例えばここのフル(バージョン)でやるのもありかなって思っているから」

 

 有コロはノアにとって原点とも言える会場だ。旗揚げした年の2000年12月からビッグマッチの会場として使用し、03年4月まではフルバージョンのキャパシティーで1万2000人超満員の観衆を集めた。その後は日本武道館が大規模会場の中心となるも、10年7月から復活。だが、観客席上段を閉鎖して使用する5000~6000人バージョンでの開催が続いている。これを年末には、フルバージョンに戻したいというのだ。

 

 その気持ちを強めた出来事がある。1月4日の新日本プロレス東京ドーム大会出場と、2月3日に池上本門寺で行われた豆まきで、新日本のエース・棚橋弘至(38)と同席したことだ。棚橋からツーショット撮影を求められて快く応じたが、内心は別の感情もあった。

 

「悔しく思っている部分がたくさんある。棚橋選手は(東京スポーツ新聞社制定2014年度プロレス大賞で)MVPを取ったり、プロレス界での地位もある。だから自分も成長しないといけないし、現状を脱却しないと」と丸藤は明かす。

 

 人気面で離された棚橋・新日本に追いつく。確かな手応えもある。鈴木軍との抗争激化に伴い、各会場での集客数がアップしている。「自分たちができてなかった部分をヤツらが持ってきたという部分はある。けど、俺たちはノアの人間っていう誇りは失ってはいけないし、俺はベルトをしっかり守る!」。まずは3・15決戦に向けて全力疾走する。