グレート・ムタ 日本から姿消す?

2015年02月12日 08時45分

ムタの雄姿は日本で見られなくなるのか

 13日のW―1東京・後楽園ホール大会に参戦するグレート・ムタが、日本マットから撤退する可能性が出てきた。代理人を務めるW―1王者の武藤敬司(52)が10日に明かしたもので、同大会に出場した直後にも日本を離れ、今後は海外マットを主戦場にする方針だという。ムタが所属する極悪軍団「デスペラード」は全力で流出阻止に動くが、魔界の住人の行方は――。

 13日の後楽園大会でムタは河野真幸、TAJIRIと組み、中之上靖文、児玉裕輔、稲葉大樹の若手トリオと対戦する。ムタの出場は昨年12月7日の大阪大会以来、約2か月ぶり。再び極悪軍のドンとして出陣する。代理人の武藤は「俺がチャンピオンになってから試合に出たくて、もがいていたようだ。いつも俺のタイトル戦が組まれているから、今回はその隙間を突いて出てくるみたいだぞ」と説明した。

 このところ、後楽園大会では王者の武藤がフル回転していた。一方で、そのあおりを食ったのがムタ。試合が組まれずにフラストレーションがたまっていたという。もちろん、武藤へのジェラシーを抱いているのは間違いない。

 ところが、ムタの今後について聞くと、なぜか武藤の歯切れは悪い。

「俺が第一線で活躍していると、出てこない傾向があるんだよ。正直、俺も今後については分からない。噂によると、後楽園大会の直後に海外に行くっていう話もある。魔界への扉は海外でしか、つながらなくなるかもな」と独特の表現で話した。

 つまりムタは、武藤が王者として君臨する日本マットに見切りをつけ、圧倒的な知名度を誇る海外マットに主戦場を移す可能性が高いという。くしくも今年は、ムタが1990年9月7日の新日本プロレス大阪大会で日本マットに初登場してから25周年の節目。メモリアルイヤーに主役が不在になりそうだ。

 極悪軍のボス・河野は「ムタは俺らの名誉顧問。武藤がでしゃばっている以上、アイツの力が必要だ。説得して、俺とタッグベルトを狙わせる」と軍団総出で引き留めに走るが、ムタの動きは誰にも予測できないだけに、一寸先は闇だ。