ついに因縁の一騎打ちが決まった。昨年11月から抗争を繰り広げるW―1の船木誠勝とゼロワンを主戦場とするフリーの鈴木秀樹(34)が、8日のゼロワン東京・新木場大会でタッグ戦で激突。互いに敵意むき出しで、船木の蹴りと鈴木のエルボーが交錯した。2人は見せつけるかのように相手のパートナーをボコボコにすると、最後は鈴木が稲葉大樹を人間風車で下した。

 自軍の敗戦を見届けた船木は試合後「もうタッグはいいよ。鈴木、そろそろシングルマッチをやるか? 完全決着の1回のみだ!」と要求。すると鈴木も「遅い! 俺は11月から(一騎打ちを)ずっと言ってた。1回で終わらせられるなら、終わらせればいい」と返答した。これで3月1日の東京・後楽園ホール大会で、60分1本勝負のシングル初対決が行われることになった。