大仁田 右ヒザ重傷!電流爆破マッチ出場に暗雲

2015年02月07日 08時30分

右ヒザに痛み止めの注射を打ってもらう大仁田

 邪道・大仁田厚(57)に試練が訪れた。帝王・髙山善廣(48)との「初代爆破王決定戦」(1月23日、大阪)で敗れた大仁田が古傷の左ヒザだけでなく、右ヒザにも重傷を負っていることが判明、“ドクターストップ”がかけられてしまった。還暦電流爆破での引退はおろか、デビュー40周年イヤーとなる今年の電流爆破マッチ出場にも暗雲が垂れ込めてきた。

 大仁田は5日、都内の「平尾クリニック」を訪れ、ヒザに痛み止めの注射を打った。だが、いつもと様子が違う。1983年に膝蓋(しつがい)骨粉砕骨折した左ヒザは定期的に痛み止めを打っていたが、今回は右ヒザ。心なしか表情も暗い。

 大仁田の主治医である同クリニックの平尾充成院長(44)は「『変形性の関節症』と考えられます。左が悪いので、バランスを取るために右にも負担がかかっている」と状態を説明した。最近は、起床直後にヒザが固まったまま動かすことができなかった。痛みも激しく、30分もベッドから動けないこともあった。

 新設の「爆破王」ベルトを手にできなかった傷心状態に追い打ちをかけるダメージ。昨年は年間100試合近くをこなし、過去最多数となる8試合の電流爆破を行った。東京スポーツ新聞社制定「2014年度プロレス大賞」で敢闘賞を受賞したが、57歳の肉体は限界を迎えていたのだ。

 さらに伝えられた言葉は衝撃的だった。「医学的な見地から言いますと、負担をかけているので(両ヒザは)悪化する一方だと思われます。ですから(試合は)やらない方がいいと思う。人としての将来を考えると、もう限界を超えている。決断しないといけない時期かと」(平尾氏)

 今年がデビュー40周年となる大仁田は「とんこつ超花火」(3月21日、博多スターレーン)をはじめ最大20試合の電流爆破戦が予定されている。だが、邪道マットの象徴ともいえる存在が戦線離脱する可能性も浮上。「たとえこの足が動かなくなっても、爆破王のベルトを取り返すから」と強行出場の方針を示した大仁田は、イバラの道のメモリアルイヤーを完走できるのか――。