日本プロレス殿堂会が選定する2021年の殿堂入りで、第1号に選ばれた〝燃える闘魂〟アントニオ猪木氏(78)が、ビデオメッセージで元気な姿を披露した。

 14日に後楽園ホールで行われた日本プロレス史70周年記念大会「LEGACY」では猪木氏の他、ジャイアント馬場、ジャンボ鶴田、藤波辰爾、長州力、天龍源一郎が21年の殿堂入りしたと発表された。

 藤波がインダクターを務め、ビデオメッセージで登場した猪木氏は「元気ですかー」とスクリーンに登場。「最初のころはテレビのブラウン管を通じてだった。隣の家がセレブ気質の人だったので、金曜日には呼んでくれて見ていた。俺も最初のプロレスを見ているんですよね。まさかブラジルに行って、入門するとは思わなかった。運命というか、宿命というか」と語った。

 最後は恒例の「それではご唱和ください、1、2、3、ダーッ!」で拳を突き上げた。