天山NWA王座挑戦 8年分の嫉妬ぶつける!

2015年02月03日 16時00分

中西(右)にモンゴリアンチョップを見舞う天山

 新日本プロレスの猛牛・天山広吉(43)が2日、王者ロブ・コンウェイ(42)とのNWA世界ヘビー級王座戦(14日、宮城・仙台サンプラザホール)にかける胸中を明かした。シングル王座挑戦は2006年10月のIWGPヘビー級王座戦(VS棚橋弘至)以来、実に8年4か月ぶり。シングルプレーヤーとしては苦難の日々を送ってきた。その間に抱いていた盟友・小島聡(44)ら第3世代戦士へのジェラシーを、仙台決戦で払拭する。

 

 小島との名コンビ「天コジ」が健在な天山も、シングル戦線では長いトンネルを抜け出せていない。

 

 仙台大会でのNWA王座戦は、2006年G1を全勝優勝した直後のIWGP戦以来8年4か月ぶりとなる待望のシングルタイトルマッチだ。

 

 チャンスすらもつかめなかった期間、他の第3世代は次々と勲章を手にした。IWGP王座に限っても07年4月に永田裕志、09年5月に中西学、10年10月には小島がそれぞれ戴冠。天山は同世代レスラーの活躍を複雑な胸中で眺めていた。

 

 なかでも盟友・小島の躍動ぶりには少なからず嫉妬心を抱かされた。首の負傷による長期欠場で連続出場記録が「15」で途絶えてしまった10年のG1を制したのがタッグパートナーの小島。入院中のベッドの上にいる自分とはあまりに対照的な姿だった。「組んでても常にライバルっていうか。コジの活躍は刺激になるのと同時に『このヤロー、いつか見とけよ』という気持ちになった」。8年にわたり、ため込んだ思いを仙台で爆発させるつもりだ。

 

 昨年の1・4ドームでは、小島がNWA王座に挑戦しベルトを奪取。その割を食ったのはパートナー不在となった天山で、本戦出場を逃して第0試合に出場した。「あの時は『何だよ!』って思った」と話す猛牛は、当時のうっぷんもすべて王座戦にぶつける。「やっと巡ってきたんでね。これを逃したらいつチャンスが来るか分からない。次また8年後なんてことになったらまさにツームストーン…。ちょうど今年はうし年(本当はひつじ年)だし、何とかここで結果を出してベルトが欲しい」と腕をぶした。

 

 2日の長岡大会では6人タッグ戦に出場し、アナコンダマックスで中西を撃破。復活に燃える猛牛が決戦に向け上昇ムードだ。