<馬場さん追善興行>秋山誓う「全日は武道館に戻る」

2015年02月02日 16時00分

左から金丸、渕、大森、和田レフェリー、元子夫人、秋山

 武道館に戻る。全日本プロレスの秋山準社長(45)が、61歳で亡くなった創設者・ジャイアント馬場さんの十七回忌で誓いを新たにした。

 

 馬場さんの命日となった1月31日、東京・後楽園ホールで「ジャイアント馬場十七回忌追善興行」が開催され、1711人のファンで超満員。1990年代の熱気が戻ったかのようなムードに、秋山も全日本復興の手応えをつかんだ。

 

「昔から応援してくれている人、馬場さんを知らない人が一緒に声援を送ってくれて、ホントに温かいムードの中で試合ができた。あの雰囲気を取り戻せれば、どの団体にも負けない」

 

 後楽園で自信を得た秋山は、もう一つの聖地・日本武道館で約11年ぶりの大会開催に意欲を見せた。「信用の問題もあるので今すぐに行くとは言えない。でも後楽園でこれだけの手応えを感じたらやっぱり武道館。馬場さんと縁も深い。チャンピオン(3冠王者・潮﨑豪)も言っている通り、武道館でやってこそ全日本だと思う。一つずつ重ねて、そこまで持っていきたい」

 

 全日プロは2004年2月22日を最後に武道館から撤退。ビッグマッチ開催を両国国技館へと移した。しかし、馬場全日本でビッグマッチといえば武道館。馬場さんの最後の試合(1998年12月5日)も武道館なら、プロレス史上初めて武道館に進出したのも馬場さんだ(1966年12月3日、対フリッツ・フォン・エリック戦)。

 

 2月20日の後楽園大会では大森隆男と保持する世界タッグ王座V2戦(対諏訪魔、ジョー・ドーリング組)を行う。「自分らの力で後楽園を埋められるかどうか。それがまず大前提になる」(秋山)。馬場さんのメモリアルマッチで得た勇気を胸に、次なる一歩を踏み出す。