「日本最古参のプロレス評論家」菊池孝さん逝く

2012年09月04日 14時00分

「日本最古参のプロレス評論家」として、半世紀以上にわたって活躍したプロレス評論家の菊池孝さんが1日、入院中の東京都内の病院で誤嚥性(ごえんせい)肺炎のため死去した。3日に遺族が発表した。79歳だった。

 菊池さんは神奈川・横須賀市出身。1956年に北海道・室蘭民報の社会部で記者としてのキャリアをスタートさせた。その後、大阪新夕刊のプロレス担当を経てフリーに転向。本紙でも長くコラムを連載した。東京スポーツ新聞社制定プロレス大賞選考委員も長年務め、ご意見番的存在だった。

 現役記者では、ただひとり全盛期の力道山を取材。また“世界の16文”故ジャイアント馬場さんを「馬場ちゃん」と呼び、馬場さんからの信頼も厚かった。

 亡くなる1か月前まで会場に足を運ぶ“現場主義”を貫き、選手や関係者からの信頼度も抜群だった。

【坂口征二新日本プロレス相談役の話】オレが業界に入った時(1967年日本プロレス入団)から辛口な評論をされてた。普通はヨイショしたりするのに、毒舌でね。でもだからこそ信頼できた。プロレスのことをよく分かってくれてた。新日本として7日の後楽園大会で10カウントゴングを鳴らすことを決定しました。ご冥福をお祈りします。