大スポキッド デビュー2戦目で王座戦

2015年01月15日 11時00分

デビュー2戦目に臨む大スポキッド

 本紙の紙面をそのままコスチュームにパクった謎の覆面レスラー・大スポキッドが、今年のゴールデンウイーク中に開催される大阪プロレスの創立16周年記念興行でデビュー2戦目に臨むことが決定した。しかも、何とタイトルマッチになることが濃厚だという。

 

 

 昨年の3月14日に行われた大スポ発刊50周年記念大会でデビューしたものの、その後は園田競馬で“ゆるキャラ”として「ちっちゃいおっさん」らと戯れていた大スポキッド。そのユルユルぶりは目に余るほどだった。


 そこで本紙は“版権者”として強権発動。「試合をするとしたら、大阪プロレスかなぁ。デビュー戦をした縁もあるし」とキッドが話していたことを逆手にとって大阪プロレス側と直交渉し、ゴールデンウイーク中に開催される大阪プロレス16周年興行への出場を勝手に決めてしまったのだ。大会は4月29日か5月2日に大阪市内で開催される予定だ。


 この事実を通告された大スポキッドは「えっ、マジですか? まいったなぁ、これから“打倒ふなっしー”を目標に、ゆるキャラ界のトップを目指そうと思っていたのに。でも、まぁいいです。やりましょう。ゆるキャラとしても、レスラーとしてもトップに君臨する男だということを証明してやりますよ。どうせなら、タイトルに挑戦させてほしいですね」と、ふざけたコメント。


 これをそのまま大阪プロレス側に伝えると「ほんなら、タイトルマッチにしましょか。大阪プロレスお笑い王座戦あたりでどうですか」(阪上雄司会長)と、とんとん拍子で大スポキッドの希望通りタイトル戦にされてしまった。


 現在空位とはいえ、お笑い王座は大阪プロレスの看板タイトルのひとつだけに、えべっさんやくいしんぼう仮面といったエース格がキッドの相手として登場してくることも十分あるだろう。


 思わぬ展開に、根拠のない自信満々コメントが売りの大スポキッドも「むっ…」と言ったきり黙り込んでしまった。「えっ」ではなく「むっ」となったのは「無理っ」とつぶやきそうになったから。ゆるキャラとじゃれ合い、心身ともに緩みきっていた男も、事態の重大さにようやく気づいたようだ。


 デビュー2戦目でのタイトルマッチ。もし戴冠となれば、日本マットでは1989年4月24日に新日本プロレス東京ドーム大会でデビューしたサルマン・ハシミコフが同5月25日にビッグバン・ベイダーを破ってIWGPヘビー級王座を獲得して以来の快挙となる。もちろん、日本人レスラーとしては史上初だ。


「ほ~ははふほ~ふほへ~ひょほはへひはんはひはふ(大阪スポーツの名誉のために頑張ります)」と、まるで歯の抜けたじいさまのようにデビュー2戦目への意気込みを語ったキッド。もう完全にビビってしまっている。

 

 

 ☆だいすぽ・きっど…2014年3月14日、大スポ発刊50周年感謝祭(旧ナスキーホール・梅田)で突然デビューした謎のマスクマン。大スポの紙面をそのままパクったコスチュームが話題となった。正体は、豊中と堺で育った熱狂的な大スポ愛読者といわれている。