捕らぬタヌキの何とやら…。

 全日本プロレスの闇軍団ダーク・キングダム総帥のKENSO(40)が8日、勝手に“永久王者”を宣言した。

 1・12大阪大会ではゼウス(32)と新3冠王者・潮﨑豪(32)への次期挑戦権をかけて戦うKENSOは「ゼウス、俺から言わせればバカヤローだ。やたら力が強い。ただ、それだけ。顔じゃない!」と主張。何の根拠もないが王座挑戦権、さらにはベルト強奪も射程圏内にあると豪語する。

「潮﨑は『新しい王道を作る』とか言ってるらしいが、バカヤローだ。俺がベルトをとって俺が王道を作る。まず俺が目指すのは、試合会場を全面喫煙OKにする。なんでどこもかしこも禁煙なんだ? バカヤローだ!」と意味不明で自分勝手な公約をぶち上げた。

 さらに、ダーク軍のアジアタッグ王者・長井満也、南野タケシ組に対しても「永久王者にする。俺が決めた。防衛戦はない。もちろん、俺の3冠ベルトも防衛戦はしない。面倒くさい」と秋山準社長(45)が聞いたら激怒しそうな発言まで飛び出した。

 その一方、1・11名古屋大会でKENSOの保持するTV王座に挑戦が決定した青柳政司(58)に対しても、これまた「顔じゃねえ。バカヤロー」と一蹴。

「ということは、俺は4冠王者か。防衛戦はないから永久に4冠王だ!」とほえまくった。強気な闇の総帥は2015年の全日王座戦線で主役となれるのか。