王者・棚橋 オカダとのIWGP戦へ2つの誓い

2015年01月03日 16時00分

棚橋はプロレス界の主役の座を譲るつもりはない

 新日本プロレス4日東京ドーム大会でオカダ・カズチカ(27)との初防衛戦に臨むIWGPヘビー級王者・棚橋弘至(38)が“新年の誓い”だ。頂上決戦の2大キーワードを「倍返し」と「三度目の正直」としたが、そこに込められた意味とは一体――。

 

 昨年のプロレス大賞MVP棚橋と、一昨年のMVPオカダによる頂上決戦。棚橋は「V11を達成した時の空気に戻りつつあるのを感じますね」と、連続防衛記録を打ち立てた2012年1月当時と同じくらいの充実ぶりを感じとっている。

 

 ところが、その記憶は意外にも苦い。直後の同年2月にV12を阻止されたのがオカダだったからだ。「あの時の印象が拭いきれないんですよ。『IWGPは遠いぞ』って言った矢先でしたからね…。だから今回、もう一回その言葉を言う。オカダを倒して、初めて俺の中でスッキリする」

 

 再びIWGPの絶対王者として君臨するためには、オカダ台頭のきっかけをつくってしまった“世紀の敗戦”の雪辱がテーマになる。今になってなぜか「半沢直樹」にはまり始めた流行オンチ・棚橋は「あんなに面白いドラマだったとは…。俺もオカダへの恨みつらみを100倍返しにしますよ」と予告した。

 

 負けられない理由はそれだけではない。今年のドーム決戦には11歳の長女と、9歳の長男が観戦に訪れる予定。実は2人の会場観戦は今回が3回目だが、初観戦となった2010年のG1決勝戦では、小島聡に敗れ史上初の外敵制覇を許す“A級戦犯”に。続く昨年G1最終日西武ドーム大会ではAJスタイルズに勝利したものの、試合後にギターショットで無残にKOされた…。それだけに「今度こそかっこいい姿を見せないとね」と父親として三度目の正直を心に誓っている。

 

 1・4東京ドームのメーンでは4年連続勝利中。プロレス界の主役の座はまだまだ譲らない。