【IGF】王者ミルコが石井に完勝 挑戦表明の藤田には「おとなしくしてろ」

2014年12月31日 22時13分

ミルコ(左)のハイキックを食らう石井

 IGFチャンピオンシップは王者ミルコ・クロコップ(40=クロアチア)が挑戦者・石井慧(28)を2R終了、TKOで撃破。8月に続き対石井2連勝を果たすとともに初防衛に成功した。

 立会人の“氷の皇帝”エメリヤーエンコ・ヒョードル氏(38)、“戦慄のヒザ小僧”ヴァンダレイ・シウバ氏(38)が見守る前でミルコがレジェンドのすごみをを見せつけた。1R、石井の大内刈りでテークダウンを許したものの、下からエルボーを突き上げ、有効打を打たせない。

 2R、またも石井に倒されたが、完璧なガードで脱出。スタンドで再開するとミルコが一気に勝負に出る。この日3発目の左ハイキックがついに頭頂部を直撃。すかさず炎のような左アッパー3連発を叩き込む。石井が倒れ込むのと同時に2R終了のゴングが鳴らされる。しかし、ダメージの大きい石井はインターバルの間、立ち上がれず、ミルコの勝利が確定した。

 8月の初激突ではヒジ打ちにより、石井が大流血。ドクターストップという不本意な形で勝利を手にした。あれから4か月。ミルコは豪華な立会人を招聘した完全決着の舞台で躍動した。

 試合後、野獣・藤田和之(44)がマイクで挑戦を表明したが、過去2度勝利しているミルコは「何を言ってるのか理解できなかったけど、藤田はおとなしくしておいたほうがいい」と拒否。「左手の親指が腫れてきている。4週間かけて休んで、次はどう戦うか決めていきたい」とV2戦への道筋を示した。

 一方、石井は号泣しながら控え室に直行。あまりにショッキングな年越しとなってしまった。