IGFの大みそか決戦「INOKI BOM―BA―YE 2014」(東京・両国国技館)で、総帥・アントニオ猪木(71)は再戦となるミルコVS石井に完全決着を指令した。

 25日、東京都内で著書「闘魂外交」(プレジデント社)出版記念トークショーを開催した猪木は、ファンにクリスマスプレゼント代わりの闘魂ビンタを炸裂させるなど大暴れ。ミルコと石井に「前回はすっきりしない形に終わっている。どっちが勝ってもいいけど、はっきりした勝ち方をしてほしい」とKOか一本による決着を望んだ。

 ただ、猪木は王座戦よりもセコンドとして来場する“氷の皇帝”エメリヤーエンコ・ヒョードル(38)と“戦慄のヒザ小僧”ヴァンダレイ・シウバ(38)の2人に興味津々。「ヒョードルとシウバがやって、俺がレフェリーというのはどうだ? ムッフフ」と仰天マッチメークを示唆した。恒例の大みそか決戦は「一寸先はハプニング」だけに、当日は何が起こるかわからなくなりそうだ。