中邑悲鳴!肉体ダメージ深刻

2014年12月26日 16時00分

観音様にでもすがりたい心境?の中邑

 

 新日本プロレス1月4日の東京ドーム大会で飯伏幸太(32=新日本・DDT)とのV2戦に臨むIWGPインターコンチネンタル王者・中邑真輔(34)に黄信号が点灯した。2014年はIC戦線の最前線に立ち続けて満身創痍の中邑は、年間のダメージが限界まで蓄積。決戦直前になって肉体のあちこちから悲鳴が上がり始めたのだ。

 

 中邑はプロレス界年間最大興行で飯伏を迎え撃つ。今年の1・4ではIC戦が務めた最終試合の座こそIWGP王座戦に明け渡したが「(重圧と無縁の)ヤバイ試合、高度な遊びをしたいんで、いいポジションじゃないですか。好意的に捉えてますよ」とニヤリ。2013年度東京スポーツ新聞社制定プロレス大賞ベストバウトの再戦に腕をぶす。

 

 だがその一方で、肉体のダメージは隠し切れない。今年は年間を通じフル回転してIC王座戦線で奮闘した。2度も王座から転落しながら執念で奪還を繰り返し、結局今年行われた全7試合のICタイトルマッチに出場。ダニエル・グレイシー、バッドラック・ファレら対応が難しい相手とも好試合を展開した。また春のNJC優勝、夏のG1クライマックス準優勝とシングル戦線の主要な試合には全て中邑が絡んでいた。

 

 蓄積したダメージは大きく、12月に入ると肉体に次々と“異変”が発生した。まず必殺のボマイェを生み出す生命線の左ヒザを痛めてしまったという。

 

「福島(12日)の試合前にスパーリングでちょっとやってしまった。1個崩れると全身がそこをかばうから、バランスが変わってくるんですよね」と危惧した通り、20日の後楽園大会では前哨戦で激突した飯伏のパワーボムで首を負傷。G1公式戦で本間朋晃の脳天杭打ちを食らい、頸椎捻挫を負った古傷の痛みが再発してしまった。

 

 中邑自身は「俺もヒザと首が悪いけど、飯伏だって相当…頭が悪いだろ? まあ、オールウエポン、上限なしで全部解放できる相手だし、試合になったら関係ないね」とかなり強気の姿勢だ。飯伏の頭が悪いという点は否定しないが…。

 

 ただでさえ異端児同士の大一番は、王者の負傷発覚で“明日なき戦い”の様相を呈し始めた。ドーム決戦に危険な空気が充満してきた。