IGFの大みそか決戦「INOKI―BOM―BA―YE 2014」(東京・両国国技館)でクリス・バーネット(28)と総合格闘技(MMA)戦で激突する鈴川真一(31)が19日に公開練習を行った。

 鈴川は特大タイヤに橋本大地(22)を乗せ、IGF道場のある東京・高円寺の住宅街を疾走。これは角界に身を投じた15歳から行っている特訓だといい「下半身強化も兼ねてね。相撲と一緒で重心が低いことでパワーも生まれる。最近は四股も踏んだりしてるし、デカいヤツが相手だと自分を見つめ直す機会になる」と意図を説明。バーネットは熊のコスプレをして入場したり、試合後は勝利のダンスをするなどなかなか愉快なファイターだが「プロレスでもMMAでも、リングの上で踊るヤツにロクなヤツはいない。あんな遅いパンチは俺には当たらないよ」と自信をのぞかせた。

 またジャスティン・ウィリス(27)と激突するクラッシャー川口(34)は呼吸筋を鍛える「レブナマスク」を着用した練習を公開。スタミナ面強化をアピールした。