ハルクが鷹木に前哨戦連敗…年内陥落危機

2014年12月17日 16時00分

鷹木(右)の腰投げで吹っ飛ぶハルク

 東京スポーツ新聞社制定「2014年度プロレス大賞」で技能賞を受賞したドラゴンゲートのオープン・ザ・ドリームゲート王者B×Bハルク(34)に鷹木信悟(32)とのV4戦(28日、福岡国際センター)に向けて暗雲が漂い始めた。

 

 16日のドラゴンゲート・後楽園ホール大会で、28日の博多大会でドリームゲート王座戦を控える王者ハルクが挑戦者の鷹木とタッグで前哨戦を行った。

 

 ハルクのパートナーは“ミスター・ハイテンション”琴香(24)。かたや、鷹木は「モンスターエクスプレス」の同門・吉野正人(34)だ。個々の実力も、チームとしての完成度も鷹木組が一枚も二枚も上手。ハルクは打点の高いドロップキックやかかと落としなど多彩な蹴り技で孤軍奮闘したが、最後は琴香が吉野のライトニングスパイラルの前に沈んだ。

 

 ハルクは「今年最後の後楽園だし、勝って勢いをつけたかった。あの馬鹿力は要注意だ…」と肩を落とし「今日はタッグ。焦る必要はない。28日は(同期の)彼の成長と俺の成長、どちらが上回っているかハッキリ出します。研究してくるだろうが、俺も彼の技は熟知している。最後は人間力の差で勝利を奪ってみせる」と精神論まで持ち出し自分に言い聞かせた。

 

 気丈に振る舞っていたが、ハルクは12・3後楽園大会の前哨タッグ戦では鷹木に直接フォールを奪われており、そのショックは相当なようだ。プロレス大賞では技能賞を獲得し「ベルト防衛記録を作って、来年はMVPを目指す」と豪語したものの、挑戦者の勢いは増すばかりといえる。防衛記録はおろか“年内陥落”の暗雲すら垂れ込め始めた。