諏訪魔「潮﨑の勘違いを放っておかない」

2014年12月15日 16時00分

諏訪魔(左)と潮崎(右)は大森をロープに振った

 全日本プロレスの“暴走専務”こと諏訪魔(38)が、3冠ヘビー級戦線に一石を投じた。年内最終戦となる「和田京平レフェリー40周年&還暦記念大会」(14日、後楽園ホール)のメーンで諏訪魔は、ライバル関係にある潮﨑豪(32)と組み、曙、大森隆男組と対戦。メモリアル試合ということで和田レフェリーの肝いりで組まれたカードだったが、諏訪魔が大暴走した。

 

 潮﨑がタッチを求めても、頬に強烈な張り手を一発。会場からは大ブーイングが浴びせられた。和田レフェリーの厳格なジャッジでタッチをやり直したが、何かにイラついている様子。さらに潮﨑に促されてリングインしたまではいいが、合体攻撃は拒否。最後は潮﨑が大森を沈めて締めたものの、試合中に2度も誤爆するなど、記念試合に水を差す形となった。

 

 試合後の会見場では何とか“大人の対応”で潮﨑と並んだものの「相変わらずムカつくなあ。来年はどっちがエースかリングでやってやるよ」。最後まで収まる様子のなかった諏訪魔だが、暴走するのには理由がある。来年1月3日の後楽園大会で潮﨑が、3冠王者ジョー・ドーリング(32)に再挑戦することが決まったからだ。

 

 諏訪魔は「負けたばかりのヤツは後ろに並ぶべきだろ。俺はジョーから挑戦を認めたことも聞いてない。会社に働きかけ、見えない力を使ったんじゃない?」と異議を唱える。潮﨑は10月29日の山形大会で同王座に挑戦し、敗れたばかり。3冠返り咲きを狙う諏訪魔にとって、納得のいくものではない。

 

「あいつの勘違いを放っておくわけにはいかないな。来年は血なまぐさい抗争に持っていく」。怒りの専務は2015年も暴れ回りそうだ。