革命戦士・長州力(63)が東京スポーツ新聞社制定「2014年度プロレス大賞」殊勲賞を受賞した愛弟子の石井智宏(39=新日本プロレス)に“禁酒令”を出した。
石井の初受賞について、長州は「日ごろから頑張ってやってるなと感じるし、あの体で練習熱心だからね。レスラーとしてやるべきことをやってる。選ばれるのはいいことだし、何か(賞を)もらえても、不思議でも何でもないですよ」と努力をたたえた。
とはいえ、不安も感じずにはいられない。170センチ、100キロという体格ながら、石井のスタイルはヘビー級を相手に一歩も引かない全身全霊ファイト。
食事をともにする時など長州が「ケガは?」と声を掛けると、普段は何も言わない石井が時折「首が…」と口にすることがあるという。
「言うのはしんどい時だと思う。心配しているのが体ですよ。首と肩にダメージがきてるんじゃないですか」(長州)
そこで、何事にも一直線な石井に対し「休む時は休んだ方がいい。それに早く完治させるなら、酒を飲むのはやめた方がいい。飲んでる限り、完治しないですよ」とアドバイスを送った。
来年1月12日のレジェンドプロレス後楽園ホール大会には、長州と石井が揃って出場する。
勲章を手にし、ひと回り成長した愛弟子との再会を長州も心待ちにしている。