オカダ「棚橋のMVPに異議あり!」

2014年12月13日 16時00分

オカダ(右)がMVPの棚橋に強烈な先制“口撃”を仕掛けた

 新日本プロレス来年1月4日東京ドーム大会でIWGPヘビー級王者・棚橋弘至(38)に挑戦するオカダ・カズチカ(27)が12日、東京スポーツ新聞社制定プロレス大賞選考の“是正”を予告した。3年連続の最優秀選手賞受賞を棚橋に阻止されたオカダは「皆が過ちに気づいてくれれば」とドームでのベルト奪取へ誓いを新たに。来年1月19日に行われる授賞式では、棚橋に丸腰での屈辱スピーチを要求する。

 

 ドーム決戦のメーンは、今夏のG1覇者・オカダとIWGP王者・棚橋の頂上決戦。これは文字通り業界の主役争いであることが、近年のプロレス大賞でも証明されている。MVPは2011年に棚橋が受賞後、2年連続でオカダが獲得。そして今年、棚橋が3年ぶりに頂点を奪還した。

 

 3年連続MVPの快挙を阻止された格好のオカダは「まあ僕だったとしてもインパクトは少し足らなかったかなと思いますし」と淡々と述べたが、ストップをかけた相手が棚橋だったことには納得がいかない。「(10月に)王者になってから何かしました? ドームで僕に負けて防衛回数もゼロで終わるというのに。MVPってそんな簡単なもんでしたっけ?」と異議を唱えた。

 

 そもそも棚橋がIWGP王者に返り咲けたのも、G1覇者である自身が王座挑戦を先延ばししているからにすぎないというのがオカダの論理だ。棚橋とAJスタイルズは10月にIWGPを争ったが、2人とも8月のG1では決勝進出を逃している。オカダから見ればあくまで新日プロ内の「3番手争い」で「(8月の棚橋対AJ戦は)西武ドームで3位決定戦をやって、もう一回その3位と4位がタイトルマッチをやった。それに勝ったからMVPって、半分僕のおかげじゃないですか。棚橋さんには授賞式で『この賞が取れたのもオカダがドームまで挑戦を待っていてくれたからだ』ってスピーチしてもらいます」と屈辱要求を突きつけた。

 

 この日の福島大会での6人タッグ前哨戦ではレインメーカーを炸裂させて先勝。オカダは「皆さんが過ちに気づいてくれればそれでいい」と不敵に笑う。ドーム決戦は2014年のプロレス界の歴史認識を世に改めさせる戦いでもある。