IGFの大みそか決戦「INOKI BOM―BA―YE 2014」(東京・両国国技館)で、青木真也(31)と対戦する山本勇気(26)が12日、都内のIGF道場で練習を公開した。

 ミット打ちなどで打撃の精度を確かめた山本は「コンディションは良くも悪くもない。いつも通り」と淡々と語った。

 前日に「大みそかには現実が分かる」などと挑発してきた青木に対しては「そういう発言をして『俺は強い』と言い聞かせてるんでしょう。本人は怖がってると思う」と一転してビッグマウスで反論した。

 さらに「判定は全く狙ってない。一本(勝ち)かKO」と言い切り「当日はケンカしに行こうと思っている。ケンカだったらどっちが強いか? 考えてもらったら(どちらが有利か)分かってもらえるでしょ」と終始、高飛車な態度を取り続けた。「ONE FC」の現役王者相手でも“胸を借りる”気はさらさらない。