3冠連続挑戦の潮﨑が創り出す全日本の「新王道」

2014年12月10日 16時00分

身長の差をアピールするドーリング(左)に厳しい視線を浴びせる潮崎

 2015年は俺が引っ張る。全日本プロレス1・3後楽園ホール大会で3冠王者のジョー・ドーリング(32)に潮﨑豪(32)が挑戦することが9日、決定。潮﨑は王座奪取による世代交代を誓った。

 

 最強タッグ公式戦(6日、大阪)でドーリングから直接フォールを奪った試合が評価されて挑戦権を奪い取ったものだが、10・29山形大会から異例の連続挑戦となる。

 

「誰も名乗り出ないというより『出られない』ということ。それに俺には前回と違う使命もある。それは全日本の活性化」と潮﨑は断言した。

 

 くしくも前日には東京スポーツ新聞社制定プロレス大賞選考委員会が行われたが、王道マットからは2年連続で受賞者ゼロに終わった。その現状を憂う潮﨑は「全日本はプロレス大賞にかすりもしてない。賞をとるためにプロレスをやっているわけじゃないが、話題をもっとつくらないと」と危機感をあらわにする。

 

 さらには世界タッグ王者の秋山準(45)、大森隆男(45)組、元横綱曙(45)ら上の世代を「旧王道」とバッサリ。「新王道」を創造するため、何が何でもベルトを奪うという。

 

「最強タッグで負けて言うのもなんだが、旧王道の人たちがずっと前にいる状況はダメ。ジョーは全日所属じゃないけど、今来日しているナンバーワンの外国人レスラー。この2人ですごい試合をして、旧王道の人たちが『俺たちはもう挑戦できない』と思わせる」

 

 さらには「諏訪魔も最近覇気がないし、2015年の3冠戦はずっと俺とジョーでいい。万が一負けたとしても、3回でも4回でも俺がいく」との覚悟を決めている。数多くの名勝負を生み出してきた3冠戦。潮﨑はドーリングとの“名勝負数え歌”で来年のMVP&ベストバウトを狙うつもりだ。