<ディック東郷のワールドツアー第14戦>ICW10周年記念大会のメーン出陣

2011年11月19日 13時34分

2011年11月12日
2日前、プロモーターのエミリオから、「12日の午後1時に、宿泊先のホテルへ迎えに行きます」と連絡があった。
試合当日、ホテルのロビーに行くと、見覚えのある顔が。
思わず「おぉー!マヌエル!」
と叫んでしまった。
彼の名はマヌエル・マヨーリ。2003年にみちのくプロレスの練習生だったイタリア人だ。
何かをアピールするように、みちのくプロレスのTシャツを着ていた。まさか、こんな所で再会するとは。マヌエルの他に、もう一人デカい男がいた。Lotharという選手だった。
彼の運転で、会場へ向かうことに。会場は、ミラノから車で1時間ほど行ったところにある、「SAN MARTINO SICCOMARIO」という田舎町。運転していたLotharという選手は、なぜかイタリアン・マフィア事情に詳しく、頼んでもいないのに、会場に着くまでの間、ひたすらイタリアン・マフィアの話をしてくれた。もし、俺がDJニラだったら、3回はチビっていただろう。確証はないが、俺は今でも彼が元イタリアン・マフィアじゃないかと疑っている(笑)

今日はICWの10周年記念大会。
その大会のメーンという大役を任されてしまった。しかも、ICWのベルトをかけたタイトルマッチ。(聞いてなかったけど…)
対戦相手はレッド・デビルという選手。虎の穴の刺客を思わせる名前だが、実はベビーフェイス。
体の線は細いが、昔のスティングを彷彿させる。
マヌエル情報によると、27歳でキャリア10年。団体で一番人気があるらしい。

なるほど、人気者か。。。
「よし、ギャフンと言わせてやろう!」と、俺のヒール魂に火が付いた。
いざ、リングに上がるとレッド・デビルに凄い声援が飛んでいる。確かに人気があった。しかし、俺にも少なからず声援が飛んでいる。
この微妙な声援…。有り難いけど、ヒールとしては、ちょっとやりずらい感じ。試合は、圧倒的に自分が有利な展開になった。

スピード、スタミナ、技術的にも勝っていたように思う。ただ1つ言えるのは、余裕を見せ過ぎてしまった。最後、スモールパッケージを切り返され、負けてしまう。
無念の敗北。
まさに、「うさぎと亀」のうさぎの心境だった。

それでも、お客さんは大きな拍手を送ってくれた。何事にも熱い、イタリアーノ達に感謝したい。そして偶然にも、この団体の10周年記念大会のメーンをやらせてもらった事に感謝。
試合後に、リング上で俺のワールドツアーを激励してくれたICWの選手達に感謝。
イタリアは熱かった!
チャオ!