モデルレスラー赤井沙希が「プロレス大賞」新人賞 女子の受賞は史上初

2014年12月09日 06時00分

 今年で41回目を迎えた東京スポーツ新聞社制定「2014年度プロレス大賞」選考委員会が8日、東京・江東区の東京スポーツ新聞社・会議室で行われ、DDTで活躍する赤井沙希(27)が新人賞に選出された。

 新人賞には赤井、LEONA、黒潮“イケメン”二郎、エル・デスペラード、ビッグR清水の5選手がエントリー。「該当者なし」という厳しい意見が3票あったが、タレント業と平行し、業界外にも高い発信力でプロレス啓蒙に努めた赤井が13票を集めた。

 昨年8月の両国大会でデビュー。往年の名ボクサーで俳優の赤井英和の娘として注目を集めたが、単なる“親の七光り”には終わらなかった。

 大手芸能プロ「オスカープロモーション」所属のモデルだけあって、ビジュアル面でも観客を魅了し続けた。今年はDDTにレギュラー参戦し、アジャ・コング、里村明衣子ら女子プロ界との大物とも対戦した。

 新人賞を女性選手が受賞するのはプロレス大賞史上初の快挙。赤井は「女性で初めて取れたのは、女子の枠を超えられたということなのでうれしい。自分だけの力じゃなくて、DDTの皆が励ましてくれたり、叱ってくれたからリングに立てていたので、皆のおかげです」と感激した表情でコメントした。

 もっともプロレスラーとしての技量に関してはまだまだ発展途上だ。本人も「世間にプロレスをアピールしたいって思っていたところを評価してもらって光栄です。でも自分よりもっと強くてすごい試合をしている選手がたくさんいる中で、歴史ある賞を頂いた。恥ずかしくない試合をできるように日々精進します」と、気を引き締めることも忘れなかった。

 その一方で、女子プロ大賞は6年ぶりに該当者なしという結果に…。今回は男子団体DDTでの活躍から新人枠での評価が高かった赤井だが、「次は女子の大賞を取ります。私が女子と認められていないのかもしれないけど、該当者なしはやっぱり悲しいので」とキッパリ。プロレス界の新女王への道を新たに歩み始める。