<ディック東郷のワールドツアー第10戦>フランスでロビン戦!

2011年10月28日 13時30分

ヨーロッパに入ってから、「フランスで、試合が出来ないか?」と、試合の度に色々な選手に聞いていた。しかし、有力な情報が得られないまま、とうとうフランスまで来てしまった。
そんな時、突然のメール。
「フランスで試合があるけど、出場するか?」
最高のタイミング!!
俺は待ってましたとばかりに、二つ返事でOKを出した。

試合当日、ホテルのロビーに迎えに来てくれた男は、「ロビン」と名乗った。助手席には、大人しく控えめな女性が座っていた。彼女だろうか?

パリから車で1時間30分ほど行った所に会場はあった。
出場するのはECTA (European Catch Tour Association )という団体だ。会場に着くとプロモーターが控室に案内してくれた。
そして、今日の対戦カードを告げられた。

「Dick Togo vs Sir Robin」

……サー・ロビン……??…ロビン!?

もしや?と思い、聞くとやはり迎えに来てくれた彼だった。ロビンに目をやると、涼しい顔をしている。そして、隣の控室に入っていった。(ヤラレタ!)何も知らない俺は、脇腹を痛めている話など、敵に弱点を話してしまった…。

試合開始時間は、20時と聞いていたが、実際に試合が始まったのは21時過ぎ。このアバウト加減は、やはり海外ならではだ。

2回目の休憩が終わり、いよいよ俺の出番が来た!

リングに上がると、ロビンの横には車に一緒に乗っていた女性の姿が。。。ペイントを施し、腕を振り上げ、叫んでいる。どういう事だ?・・・そうか、マネージャーだったのか。
ゴングが鳴る!
最初は優位に立っていたが、中盤からロビンに、脇腹や腰を攻められる。それでも、チャンスと見るや反撃に出た。しかし、彼女の邪魔が入る。途中クロスフェースで、決まりかけたが、レフェリーがいない。振り向くと彼女が気を引いている。その後もエプロンで足を引っ張られたり、大声で叫んだりと、かなり邪魔され、なんだか彼女との戦いのようだ。結局、最後の最後まで邪魔され、負けてしまった。
チキショー、車の中での大人しそうな感じは演技だったのか…。今回は、ロビンとマネージャーにしてやられたよ。

控室に戻ると、深夜1時を回っていた。シャワーを浴び、食事を終えると、すでに3時。
プロモーターがホテルを用意してくれていたのだが、明日のイギリス・クロイドン大会に出場するため、すぐにフェリー乗り場まで移動しなければならない。
ここから、5時間のロングドライブだ。これがキツかった!
寝たいけど、運転手が寝ないか心配で寝れない。すでにフラフラ蛇行運転している。
外はかなり寒かったが、眠気覚ましに窓を開けっ放しで走行。
フェリー乗り場に着いた頃には、まるでロダンの「考える人」のような姿勢のまま硬直していた。

10時、フェリー出発。
このドーバー海峡を越えたら、イギリスだ………

続きは、後日。「ワールドツアー第11戦」にて!